バリカン君
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バリカン君
バリカン君S?はスピーディック・ ファイター・スライブ等の座金タイプに使用します。
このバリカン刃は他のバリカン刃と構造が異なります。誰でも簡単に分解ができます。
そのため、昔から研ぎ屋さんで切れなくなった替え刃を研いでもらうことができました。腕の良い研ぎ屋さんや、メーカーに研いでもらうケースは良いのですが、腕の悪い研ぎ師ではかえって歯のかみ合わせが悪くなってしまう物があります。
かみ合わせを壊してしまった替え刃はこの研磨方法では復活しないケースがあります。美容室ではどの刃が壊れているかが解らない場合が多いため、1度で復活しない場合にはもう1度だけ研磨してください。2度目に復活するケースも多くあります。
2度研磨しても復活しない替え刃はメーカーでの研磨を依頼するか、封印してください。この場合の替え刃はこの方法では復活しません。
(A)の写真のように締め付けネジを左に回し分解します。
(B)の写真のように下刃と上刃をシャワーなどで水洗いをします。歯ブラシなどを使うとよりきれいにとれます。
水気を拭き取る必要はありません。拭き取るときに毛がついてしまうことがあります。
(C)の写真のように2カ所に「バリカン君S」をつけて、バリカン刃を組み立てます。ナットを右に締め切ってから1回転必ず戻します。
締め切ってから1回転戻すことがこのタイプの替え刃の一番重要なルールになります。女性で力の弱い方が締め切った状態で力のある男性が締め直すと4分の1回転ぐらいまだ閉まる場合があります。このように力のない方は他の人に締めてもらい自分の力を確認しておいてください。
4分の1回転分、力の弱い方は4分の3回転しか戻さないでください。また、指を痛めないように布や、ティッシュペーパーなどを使用してねじを締めてください。
バリカン本体にセットして刃先に上からもう一度「バリカン君S」(D)を滴下後、スイッチを入れ4~5分間駆動させます。
(E)のようにタイマーを使いましょう。これは、接客に気を取られ本体を駆動させたまま1時間も過ぎればモーターが焼けてバリカン本体が壊れてしまいます。
この時、実際にバリカンを使用する角度よりもやや立てて保持して下さい。写真(F)(G) バリカン君Sの薬剤が均等になり正確に研磨できます。また、バリカン本体に薬剤が入ることを防ぎます。バリカン君Sの薬剤が垂れてしまわないよう注意して下さい
4~5分間駆動した後、本体から刃を取り外し分解し(H)の写真のように各部品を水道で水洗いします。水洗いをしたのちドライヤーで良く乾燥してください。写真(I)乾燥したら潤滑油を上刃と下刃につけたのちバリカン刃を組み立てます。写真(J)この場合も締め付けネジを締めきった後1回転必ず戻してください。これで使用できます。
バリカン君を水洗いする時に中性洗剤を使い歯ブラシでこするように洗うと汚れがよく落ちます。切れ味には関係ありませんが、黒いとぎ汁が替え刃に付着していますので、使用時に毛に付着することを防ぎます。
繰り返しの注意ですが締め付けネジを締めきった後1回転必ず戻してください。このタイプの刃は「締め付けねじの締め具合」・「締め切ってからの戻し具合」が大変 重要になります。締め切り具合が弱いと本来の効果が発揮されませんので、力の弱い方 はタオルや布を使い、いっぱいまで締め切り、そこから1回転戻して下さい。