ようこそ、バリカン君のマエカワ工房へ。簡単、自分でバリカン研ぎをしましょう。

私の紹介

私の紹介

今日の岐阜県にある私の自宅は30度くらいで結構過ごしやすく感じます。昨日の続きです。

1987年に自宅の店舗から立地条件の良いテナントに出店しました。美容は結構忙しく毎月100頭から150頭を従業員1名と私の2人でこなしました。8月は200頭以上12月は300頭以上を必死にこなしていました。

田舎の店ですので全身毛玉の犬が多く丸刈りが年中有りました。ハサミは「切れない・切れない」と文句を言いながらでも何と研ぎ屋さんが来るまで使えますが、スピーディックのバリカンは何の前触れもなく止まってしまいます。(本当はもうすぐ止まるぞ!!と言っていましたが当時は判らない状態)

それも、忙しい日を選んで止まることが多かったのです。こんな時は頭に来ますよねー。

ある年の年末なんかは問屋さんが年内の営業を終了した日に2MMが止まってしまい、最後の予備の新品を下ろし使ったところ初期不良で全く切れません。急遽、新聞で研いで騙し騙しその日を乗り切りました。その日の夜中に友人のペットショップに車で片道1時間以上掛け手に入れたこともありました。

バリカンは本当に腹が立ちました。予備の新品の替え刃が増えたのもこの頃からです。

1994年4月からホームセンターのインショップへ移転しました。当時としては画期的な壁のない店で、入り口はホームセンターと同じです。現在のインショップの形態ですが、当時はまだ全国的にもほとんど無いものでした。
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美容も忙しく、従業員も3人になりオールペットの店になりました。この時期は毎年4月に新人が来るようになっていたため、経営者の私は4月病に悩まされました。4月病?ですか?

新人が例外なく美容の犬に怪我をさせます。当たり前のことですがトリマーは失敗を繰り返しながら成長します。怪我をさせないためのプレッシャーを掛けると技術の向上はありません。「失敗をおそれるな」と声を掛けながら失敗した後にその処理に心を痛めます。これが私の4月病です。つづく。

今は、私には4月病は有りません。今は女房と私の「父ちゃん母ちゃん」の店でのんびり営業しています。美容も月70匹前後で体は楽しています。

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