ようこそ、バリカン君のマエカワ工房へ。簡単、自分でバリカン研ぎをしましょう。

研ぎ師みたい

研ぎ師みたい

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少し前に、ある問屋さんからバリカンの替え刃の研ぎの依頼がありました。もう5回目ぐらいです。毎回、100個から、200個ぐらいまとめて依頼があります。

この時ばかりは大変です。朝は店の開店準備、繁殖犬の世話が終わると10時から美容が始まり、1日3~5頭をこなし、夕方3時ぐらいから5時まで替え刃研ぎ。5時から繁殖犬の世話、7時から食事を挟んで11時ごろまで替え刃とぎです。毎日12個から25個ぐらい研ぎました。手はトリマーの手から職人さんの手になってしまい、爪の間は真っ黒になってしまいます。

今回以前の依頼ではスピーディック用で90%ぐらいは「バリカン君S」だけで研げていました。今回は213個の依頼中45個が「バリカン君S」だけでは研げませんでした。

面白いことに、A店の替え刃は5個あれば、5個とも全部「バリカン君S」だけで簡単に研げますがB店では6個中1個しか「バリカン君S」で研げません。ある店では「バリカン君S」では全部研げないケースもありました。

この結果から考えると、ショップさんが付き合って見える研ぎ屋さんの腕の良し悪しが大きく関係していると思われます。「バリカン君S」で切れないケースのほとんどが明らかに、研いだすぐ後で切れないような痕跡があります。多いケースは切れるバリカンは毛が替え刃の中に残っていますが、切れない替え刃には全く毛が付いていません。

勿論、美容後に分解掃除をされるお店では分かりませんが、多くのお店では切れなくなった替え刃を掃除するケースが少ないため分かる訳です。

今回は修正も含めて213個中205個が研ぎができました。8個は壊れていたり、サビが強すぎたりして研げませんでした。96%の成功でした。

私の修正技術も、年々腕を上げています。

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